ドキュメンタル 必見!その面白さとシーズンごとの感想。青春をお笑いに捧げた男は感動を禁じえなかった。

 

 どうも皆さんお疲れ様です。永遠の中二病ギンジです。

 

 

 

今回紹介するのはコチラ!

 

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そう!巷で話題のアマゾンプライムのバラエティ番組

 

ドキュメンタルです!

 

 

内容は、松本人志がホストとなり、

密室に集められた10人の芸人がお互いを笑わせあうというもの。

参加費は一人100万円。

笑ってしまったら失格、6時間後に最後まで残った一人が賞金1000万円を手にできます。

 要は自分は笑わないように、相手を笑わすというシンプルなゲームです。

 

 

話題沸騰のこの番組ですが、観るためにはアマゾンプライムの会員になるか、

DVDを買う、またはレンタルでしか観られません。

要はお金を払わなければ観られない。

 

果たしてお金を払ってみる価値があるか否か。

 

 

 

結論から言いますと、必見だと思います。

 

 

本当に久しぶりに心から笑いましたし、

私は感動すら覚えました。

 

 

まずはそのフォーマットの素晴らしさ。

 

笑ってはいけないという緊張感は、笑いを増幅させます。

笑いとは緊張と緩和というのはよく言われる言葉です。

全員が笑うのを我慢している異様な空間は、パンパンに張り詰めた緊張感を生み出し、

なんでもないようなこと、くだらないことが異常に面白くなってしまいます。

 

視聴者はその異常な空気の中、必至に笑いをこらえながら、

緊張した空気の隙間を突いていくプロの芸人の駆け引きを見ることができます。

 

試しに自分も笑わないように観ようとしてみて下さい。

より一層笑ってしまうと思います。

むしろその緊張が切れた瞬間こそ爆笑してしまいます。

 

やっちゃいけないと思うとやりたくなる。

 

100万円の参加費と1000万円の賞金という条件によって

針でつくと破裂しそうな極限の爆笑空間を生み出しています。

 

シンプルではありますが革新的なフォーマットだと思います。

 

 

 

そして参加する芸人達の凄さ

 

ドキュメンタルには上記のルール以外にはなにもありません。

クイズも無ければ、レポートも無い、芸人以外のゲストもいない。

漫才でもなければコントでもない。

 

単純に笑わせあうというシンプルなルールが、

プロの芸人達のを引き出しています。

 

相手を笑わすための発想、会話の妙、絶妙な間、そしてあえてはずした間。

地上波では放送不可能な過激な下ネタ。

 

凄いです。ホントに。

 

レビューを読むと、

くだらないとか、下ネタで笑いをとるのは下品だとか書いてありますが、

とんだ見当違いです。

 

私もそこらへんのおじさんのつまらない下ネタは大嫌いです。

ヘドが出ます。

しかし、ドキュメンタルで行われている下ネタは笑いを取る手段です。

なにが違うかって、面白いかどうかです。

 

芸人達がドキュメンタルで繰り出す下ネタは面白い

彼らは下ネタなんて使わなくても笑いがとれる人達です。だからこそこんな

第一線で活躍しています。

ストイックにネタを作り、芸を磨き、地上波では規制やスポンサーの意向、ゲストのアイドルや歌手や俳優に気を使いながらも結果を残してきた人たちです。

 

そんな笑いのプロが、同じプロを笑わすために出す下ネタは、

一般人の下ネタとは全く意味が違います。

ただ単に下ネタだから駄目だというのは見当違いだと思います。

 

とはいえそもそも下ネタが生理的に受け付けないという方もいると思います。

そういう方はドキュメンタルは観ない方がいいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、現在シーズン5まで配信されているドキュメンタル

 

シーズンごとの感想と魅力を書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

シーズン1

 

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シーズン1は第一回というだけあって、実験性の高い内容です。

まだ番組側も参加者も手探りの部分がある印象です。

 

しかしそれだけにやたらと生々しいです。

まさにガチといった雰囲気。

終盤に失速するといったレビューが目立ちますが、

それは見方次第かと思います。

 

前半でまだ人が多く残っているときの方が笑える場面は確かに多いです。

ジミー大西宮川大輔といった破壊力のある芸人が失格していないですし。

 

しかし後半は番組名とおり、ドキュメントとして観ると面白いと思います。

とろサーモン久保田やアントニー天竺鼠川原ら

芸歴や売れ方的にガチで100万円が痛いであろうメンバーが残った後半は、

もうグチャグチャです。

 

前述の緊張感をもはや通り越して誰も笑わない、もはや笑える空気でも無くなっていくその様はまさに生の闘い。

くっきーが「全然おもんないから笑ってもうた。」

と言っていましたが、終盤はそれくらい異様な空気感です。

 

そういう見方もできるのがシーズン1だと思います。

 

 

 

 

 

シーズン2

 

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シーズン2はカオスです。

一番賛否両論があるシーズンなのではないでしょうか。

というのも後半はまさに狂気じみています

 

皆持てる武器を出しつくし、もはや普通に笑いをとりにいっても誰も笑わない。

そんな極限の状況におかれた芸人達。

 

後半の攻防は例えるなら素手の殴り合い。

型も作戦もかなぐり捨てての打ち合いです。

状況的にはもはや万策尽きたと言ってしまっていい状況なのですが、

それでも攻撃をやめないのは芸人の意地と誇だったと思います。

 

そんな滅茶苦茶な状況が作り出した奇跡のラスト16分。

本当に賛否両論あるシーンだと思いますが、

青春をお笑いに捧げ、心から芸人をリスペクトする筆者は

猛烈に感動しました。

 

誰がなんと言おうが芸人は最高にカッコいい。

 

そう思わせてくれるシーズン2でした。

 

 

 

 

 

シーズン3

 

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すでに失格した人も、残った人を笑わすために登場することができる

ゾンビ制度が導入されたシーズン3。

 

全体的にシーズン1、2と比べて、やや洗練され観やすくなった印象です。

かといって丸くなったわけではなく、地上波では完全に放送できない攻防が繰り広げられます。

 

そんなシーズン3の中で特に目立ったのはオードリー春日だったと思います。

間違いなくシーズン3のMVPでしょう。

詳しくは本編を観ていただきたいのですが、

カレーを出すくだり

は奇跡的な面白さです。

 

「これで笑わん奴おらんやろ」

とは松っちゃんの言ですが、まさにそのとおりだと思います。

 

他にもケンコバ、秋山によるマッサージコント、くっきーのテディちゃん等

見所満載です。

 

 

 

 

 

 

シーズン4

 

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個人的には一番面白かったシーズンです。

 

他のシーズンは、どうしようもないことだとは思いますが、

展開や空気によってどうも力を発揮できなくて空回りしてしまったり、

防戦一方になってしまう参加者もいます。

 

シーズン4は全員面白かった。

皆が力を発揮していたと思います。

全体のバランスがよかったんでしょうね。

 

そして

下ネタの過激さはこのシーズンが圧倒的に一番です。

 

地上波では100%流せない、まさに配信でしか観られない。

 

私は涙が出るほど笑いました。

 

やれコンプライアンスやら、スポンサーやら、苦情やら

テレビをつまらなくしてしまった奴らに

カウンターパンチをしてもらったような気がして

爽快でした。

 

ただ、下ネタが生理的に無理だと言う方は絶対に見ない方がいいです。

 

 

 

 

 

シーズン5

 

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シーズン5はハリウッドザコシショウがかっこよすぎるシーズンでした。

破壊力もあって、それでいて手数も多い。

全く引かずに攻める攻める。

そして更にカッコいいのは相手の攻撃もしっかり受けることです。

 

これまでのシーズンでも笑わない人はいましたが、

余裕が無さ過ぎてもはや笑えない

その場を楽しみきれておらず、笑わない

といった人も中にはいたように思います。

 

そんな中でザコシショウは相手の攻撃も真正面から受け止め、

ドキュメンタルのあの場所を最後まで楽しんで、

さらに周りを楽しませていました。

 

まさに真の勝者だったといえるとおもいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

ここまで読んでくださった皆さん本当にありがとうございます。

学生時代は学校をサボってお笑いの動画をかたっぱしから見漁り、

辛いときはいつもお笑いに助けられてきたこの筆者ギンジ。

 

みるみるうちにつまらなくなっていくテレビに心底落胆していました。

そんな中でこうして出てきたネット配信という新しいバラエティの形に、

期待せざるを得ません。

 

ルールだ苦情だなんてどうでもいいからとにかく面白いものが観たい!

そんな渇望に答えてくれたドキュメンタルに私は感動しました。

 

最近面白い番組ないなぁ、最近笑ってないなぁという方は是非!

ドキュメンタルを観てみて下さい!

 

それでは今回はこの辺で。

また次の記事でお会いしましょう!